
ずっと気になってたけど観ていなかった「ドキュメンタル」を一気に観たので、今回は感想などを書きたいと思います。
※最新シーズン7の感想も追加しました!
「ドキュメンタル」はダウンタウンの松本人志プレゼンツの番組で、Amazonプライム会員のみがAmazonビデオで視聴できます。
内容について簡単に言っちゃうと、地上波ではとても放送できないようなドギツい下ネタがガンガン出てくる「笑ってはいけない」のような感じです。
「ネタバレなし」と「ちょいネタバレあり」で感想を分けているので、ネタバレが嫌な方は途中まで読んでいただけたらと思います。
目次
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「ドキュメンタル」とは
「ドキュメンタリー」と「メンタル」を合わせて作られたのが「ドキュメンタル」という番組名。極限状態での芸人の「ドキュメンタリー」であり、各芸人の「メンタル」が試される番組です。
ルール
- 参加する芸人は10人
- 参加費は1人100万円
- 制限時間は6時間
- 3回笑ったら退場で最後まで残っていたら勝ち
- 賞金1,000万円
このルールにもとづいて、各芸人たちは相手を笑わせたり、笑うのを耐えるという内容です。年末番組の恒例となった「ガキの使い」の「笑ってはいけないシリーズ」と同じで、笑ってはいけない状況で笑いを取りに行く姿勢とそれを我慢しているのが観ていて面白いです。
「笑ってはいけないシリーズ」と異なるのは、プレイヤー同士で笑わせ合うところです。最近の「笑ってはいけないシリーズ」は余計な部分が多い印象ですが、「ドキュメンタル」は余計な部分を極力削ぎ落としています。
そのため、出場している芸人の個の力がめちゃくちゃ重要になってきます。(各シーズンの出場者は後述)
「ドキュメンタル」現在シーズン7配信中!
「ドキュメンタル」は現在シーズン6までがAmazonプライムビデオで配信中です。各シーズンの配信開始時期は以下。
- シーズン1:2016年12月配信開始
- シーズン2:2017年5月配信開始
- シーズン3:2017年8月配信開始
- シーズン4:2017年12月配信開始
- シーズン5:2018年4月配信開始
- シーズン6:2018年11月配信開始
- シーズン7:2019年4月配信開始
「ドキュメンタル」の感想(ネタバレなし)
【前提】
- 私の主観的な意見です。人によって何を面白いと思うかは異なると思うので、その点はご勘弁を。
- ちなみに私はダウンタウンの笑いが好きです。特に好きなのは『ごっつええ感じ』や『ガキの使い』の「フリートーク」「理不尽シリーズ」「初期の罰ゲーム(2000年~2004年)」です。
この前提での感想です。
まず結論を言ってしまうと、かなり面白かったです。全然面白くない部分もありましたが、総合的にはめちゃくちゃ面白かったです。
『ガキ』の初期の罰ゲームである「24時間鬼ごっこ」「廃旅館」「笑ってはいけない温泉宿」と同じレベルで笑いました。個人的には最近の「笑ってはいけないシリーズ」よりも全然面白かったです。
ただし、正直に言うとクソおもんない芸人もいました。その辺りはネタバレありの感想で書きます。
※ここから参加者などのちょっとしたネタバレを書きます。
「ドキュメンタル」の参加者(メンバー)
シーズン1
- 宮川大輔
- 藤本(FUJIWARA)
- 大地(ダイノジ)
- 久保田(とろサーモン)
- くっきー(野性爆弾)
- 斎藤(トレンディエンジェル)
- 川原(天竺鼠)
- ハチミツ二郎(東京ダイナマイト)
- アントニー(マテンロウ)
- ジミー大西
シーズン2
- 宮川大輔
- 藤本(FUJIWARA)
- 小峠(バイきんぐ)
- 吉村(平成ノブシコブシ)
- 斉藤(ジャングルポケット)
- 津田(ダイアン)
- 日村(バナナマン)
- 大島(森三中)
- 児嶋(アンジャッシュ)
- ジミー大西
シーズン3
- 後藤(フットボールアワー)
- くっきー(野性爆弾)
- 木下(TKO)
- ケンドーコバヤシ
- RG(レイザーラモン)
- 秋山(ロバート)
- 伊達(サンドウィッチマン)
- 春日(オードリー)
- 岩橋(プラス・マイナス)
- 山本(極楽とんぼ)
シーズン4
- 宮迫(雨上がり決死隊)
- 藤本(FUJIWARA)
- くっきー(野性爆弾)
- 黒沢(森三中)
- 飯尾(ずん)
- 井戸田(スピードワゴン)
- 西澤(ダイアン)
- ノブ(千鳥)
- 大悟(千鳥)
- クロちゃん(安田大サーカス)
シーズン5
- 千原ジュニア
- 高橋(サバンナ)
- 陣内智則
- たむらけんじ
- ケンドーコバヤシ
- ハリウッドザコシショウ
- 狩野英孝
- 山内(かまいたち)
- 秋山(ロバート)
- ジミー大西
シーズン6
- ゆりやんレトリィバァ
- 近藤春菜(ハリセンボン)
- 友近
- 真栄田(スリムクラブ)
- 村上ショージ
- 黒沢かずこ(森三中)
- 大悟(千鳥)
- 陣内智則
- 藤本敏史
- ジミー大西
シーズン7
- 宮迫博之(雨上がり決死隊)
- たむらけんじ
- ハリウッドザコシショウ
- 小籔千豊
- 後藤輝基(フットボールアワー)
- ハチミツ二郎(東京ダイナマイト)
- 加藤歩(サブングル)
- ノブ(千鳥)
- みちお(トム・ブラウン)
- せいや(霜降り明星)
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「ドキュメンタル」の感想(ちょいネタバレあり)
シーズンごとの面白さ
個人的には
シーズン3>シーズン4=シーズン5=シーズン6=シーズン7>シーズン1>>シーズン2
でした。
後藤とくっきーが常に面白く、さらに春日のど下ネタが光ったシーズン3がかなり面白かったです。
シーズン2の終盤のグダグダ感はかなり微妙だったので、シーズン2は1番面白くなかったです。
とはいえ終盤は人数が少なくなるので面白くないのはどのシーズンも同じで、序盤から中盤が一番面白いです。
ルールについて
Amazonのレビューにも多くの方が書かれていましたが、ルール上、面白い人よりも笑うのに耐えられる人の方が長く生き残れるというのは改善の余地があるかなと思いました。
特にシーズン2のジャングルポケット斉藤は全然面白くなかったのにずっと残っていて、そのせいで終盤のグダグダなつまらなさが出てしまったと思います。
みんなのボケに対してきちんとツッコミをしている人は、笑いを起こし輪の中心にいたのにも関わらず、積極的なせいで笑ってしまい退場になってしまうことが多いのが残念でした。
ポイント制にするなどして、笑いをとった人も長く生き残れるようにしたらより面白くなると思います。
下ネタ
ドキュメンタルを語る上で避けては通れないのが「下ネタ」の多さ。地上波でないということと、なんでもありのサバイバルということで、みんなすぐに脱ぎます。
特に印象的だった下ネタがシーズン3の春日。クソ最低でホント下品なんですけど、めちゃくちゃ笑いました。
一方で、下ネタが酷すぎて面白くないと感じる人もいるとも思います。私もただ脱いでる人は全然面白いとは思えませんでした。春日のは偶然の産物だからこそ面白かったです。
参加者(メンバー)について
芸人の方々は見ている人たちを笑わせるプロの方々だと思うので、いち視聴者として正直に参加者(シーズン3まで)についての感想を述べます。
期待通りの活躍をしていたのは、宮川、藤本、くっきー、後藤、小峠。彼らはやっぱり実力があるなと私は感じました。
期待以上だったのが春日。シーズン3では笑いの神が完全に春日に舞い降りていました。
期待してたけど微妙だったのが山本。昔のめちゃいけなどで面白かったイメージがあり期待していたのですが、賞金がかかっているせいか保守的で今回はあまり面白くなかったです。
ファンの方には申し訳ないですが、予想通りいらなかったのがジャングルポケットの斉藤、吉村、岩橋、木下。
岩橋は他の人が何かをやっていても構わず大声を出してるのが邪魔でした。他の人が何かをやってる時にきちんとツッコむなどして場を第一に考える後藤などはやはり面白いし好き。
木下はやってることが単純に面白くない上に、消極的な姿勢でさらに面白くなかったです。
最悪なのがジャングルポケットの斉藤。Amazonのレビューでも多くの人が言っていますが、面白くない上に不快になる言動が多かったです。「ドキュメンタル」という名前の通り、斉藤の人間性が垣間見えた気がしました。
その点、吉村も面白くはなかったのですが、撮影後のコメントや頑張ってる姿勢から好感はもてました。
「ドキュメンタル」の視聴方法
「ドキュメンタル」は現在DVDなどでは観ることができません。
Amazonプライムのお得な14個の特典を解説・紹介した記事にも詳しく書いていますが、Amazonプライムの会員特典である、Amazonビデオの見放題で観ることができます。
まだAmazonプライムの会員になったことがない人は今なら30日間の無料体験があるので、それを利用すれば無料で観ることができます。
また、個人的には「ドキュメンタル」と同じレベルで面白いと思っている「ガキの使い」の初期の罰ゲーム「24時間鬼ごっこ」「廃旅館」「笑ってはいけない温泉宿」や「笑ってはいけないシリーズ」は、huluで全て観ることができるのでそちらもおすすめです。※2017年12月現在