早稲田祭や早慶戦と並んで早稲田大学の三大イベントと呼ばれる「100キロハイク」と呼ばれるイベントについて紹介したいと思います。
ご存じない方も多いと思いますが、その名の通り100km歩くイベントです。苦しくて無益な馬鹿なイベントだと思いますが、今となっては最高の思い出です。
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早稲田大学というヤバい大学
早稲田の100キロハイクの話の前に、簡単に早稲田大学がいかにヤバい大学かを紹介します。
私は10年近く前、早稲田大学に通っていました。そして、その早稲田大学には3種類の人間がいました。
- マジでヤバい人種
- ヤバい人をヤバすぎワロタと言って見ている人種
- ガチでドン引きしてこんな大学来るんじゃなかったと嘆く人種
の3種類です。自分は真ん中のヤバい人を見てワロタと言ってる人種でした。体感、この人種が多い気がします。
ここで言うヤバいというのはもちろん犯罪などではなく、「意味があるのかよくわからない一見馬鹿だけど面白いことを全力でやっている」というようなニュアンスです。
例えば、色々なめでたい場所に行きとにかくバンザイするサークルとかがあります。
このサークルというか同盟は、メディアなどにも取り上げられて、早稲田生や卒業生の中での知名度は結構高いと思います。
私の知人でもバンザイ同盟の人はいたのでちょっと話を聞いてみたり、公園とかでバンザイの練習をしてるのを見て「おっやってんな」と思いながら遠くから見てました。彼らはバンザイにかける気持ちがすごいので、バンザイを極めようとひたすら練習しています。
そんな感じのサークルや活動が多くあるのが早稲田大学です。そして、その中で最もヤバい人、それが「早稲田王」です。
早稲田の王様「早稲田王」
※ちょいグロ注意
早稲田王とは早稲田の王様のことで、毎年早稲田祭で早稲田王決定戦が行われます。早稲田王についてはこの記事で詳しく取り上げられています。
早稲田王決定戦でどんなことが行われるかを上の記事から一部引用します。
1回戦目は例えば「お酢の中から口だけでカプセルを取り出す」や「ミルワーム(動物のエサにされるイモムシ)が詰まった箱の中から口だけでカプセルを取る」
「十字架に鎖でつながれた状態で巨大な氷に埋め込まれた南京錠のカギを削り出す」というものでした。今年(2015年)は、「瓦を頭で割った後に頭を墨に付けて、髪の毛を筆代わりにして王の文字を書く」
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ヤバいやつらの祭典100キロハイク
そんなやばいやつらの祭典、それが100キロハイクです。
こちらが2017年の公式ホームページ。
2017年で55回目を迎え、埼玉の本庄市から新宿の早稲田大学までの100キロを仮装して歩くというイベントです。二日間かけて行われ(初日の夜は体育館に泊まります)、参加者は例年約1,000人ほどです。
早稲田精神昂揚会という団体が主催のイベントです。
参加者は
- 全然仮装しない人
- 軽く仮装する人
- ガチで仮装する人
の3種類います。ガチで仮装する組は上で言うヤバい人種の人が多く、ヤバい人を見てワロタと言ってる人種は仮装しないか、軽い仮装で済ませます。私も当然軽い仮装勢。
で、ガチ仮装勢は単純に面白さを追求した仮装や、100キロ歩くのにそんな仮装するん!?キツすぎるだろ!と思うような仮装をします。後者の仮装を「縛りプレイ」と呼びます。
そんな縛りプレイですが、私が参加した時に一番ヤバい縛りプレイだった人は、100キロハイクにかけて100キロバイクということで大型バイクを押しながら100キロ歩いた人がいました。
通常、参加者たちはどれだけ遅くても二日目の深夜には到着します。しかし、この人は数日後の昼、学生たちが普段の生活に戻り講義を受けている時に到着していました。ヤバいですよね。私も完全に祭りの後の日常モードでした。
ちなみに以下が100キロハイクの公式紹介動画です。
こっちは真実の紹介動画。
こっちは楽しそうに見せようとしてる紹介動画。
次回予告
私が100キロハイクに参加した時の思い出については、また別の記事で紹介させていただきます。ちょっと長くなりそうだったので。
100キロハイクでは、全100kmの道のりを6区間に分けて各所に休憩所が設置されています。各区間においての私の思い出は、ざっくりこんな感じです。
- 1区 無知
- 2区 雨、そして別れ
- 3区 独りのナイトハイク
- 4区 見知らぬ体育館、効かないバファリン
- 5区 裏切りと出会い
- 6区 せめて、友人らしく
続きはこちら
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俺の100ハイ1日目【早稲田の100キロハイク②】
本記事はこの記事の続きです。 www.waseda-neet.com 100ハイ(100キロハイク)の楽しみ方は人それぞれです。 体力お化け達は完歩するのは当たり前で先頭でゴールしようと終盤では走った ...